使えそうなイディオムがテンコ盛り😆‼︎な “Breaking Bad” その2
使えそうなイディオムがテンコ盛り😆‼︎な “Breaking Bad” その1 - ペリカン英語日記
"Breaking Bad" シーズン2で、主人公の妻スカイラーが、急に姿を消した夫ウォルターを探すべく、その捜査に来た警察官に色々な情報を伝える場面。
ある程度の情報を渡した後、更に警察官から
"Anything else you can think of?"
と聞かれ、
"I called the credit card providers and there's no report of any recent activity. I checked with every hospital within 50 miles. Every police station. Every morgue..."
と答えます。
これを観ていて私も『この奥さん、スゴいね〜。』と、関心していたら、赤ペン先生も
"Wow... She is very thorough."
と。
だね〜と、返事したものの、実は
"What does thorough mean?"
と思っていました😅。
調べた矢先に出てきた😃。
ドラマは既にシーズン4後半に差し掛かってきていますが、この回はイディオム満載だったので幾つか書き留めてつつ、ご紹介したいと思います。
(ドラマ🔞のネタバレ注意‼︎)
state the obvious
スカイラーは、資金洗浄用にある店を買収したいのですが、苦戦を強いられ、ウォルターと弁護士と共に作戦会議。
弁護士は色々と策を提案するのですが、スカイラーから全てダメ出しを喰らいます。
そこでウォルター
"Do I need to state the obvious?"
「あのさ〜、分かりきった事言わなきゃダメなの?この手の業者はいっぱいあるんだし、別にこの店じゃなくてもいいんじゃん。」と。
have a lot of ground to cover
秘密を隠す為、家族に嘘の告白をする事したウォルターとスカイラー。
ウォルターは、しっかり者の妻スカイラーが、2人の口裏を合わせる為にわざわざ偽ストーリーの台本を準備しているとは知らず、呑気に構えています。
そこでスカイラーは、
"We got a lot of ground to cover."
と、「やる事(覚えておく事)がいっぱいあるのよ!」早く始めるわよ!と言わんばかりに台本を手渡します。
come clean
台本を手渡されたウォルターですが、若干納得いかない様子。
スカイラーは、家族に真実がバレない様にする為に、
"Appearing to come clean will be the best thing for everyone."
と、何が起きているのか(偽ストーリー)を打ち明けておく事が最善だとウォルターを説き伏せます。
hold onto one's hat
台本の読み合わせが始まります。
スカイラーが「私がこう言ったら、きっと義兄はこんな質問をしてくるわね。そこで私はこう返事をするわ。」
"We wanna tell you the whole story. It's a doozy, so hold onto your hats."
『全てを話すんだけど、かなりスゴい事だから、心の準備してね。』と。
"doozy" は、良い事でも悪い事でも使えるそうで、
Something that is unusually good, bad, severe, etc...
と説明がありました。
cut someone some slack
スカイラーの書いた台本を読み進めていくうちに、ウォルターは「え〜!何でこんな事言わなきゃいけないんだよ〜!俺だけが悪いのか?君はどうなんだよ?」とイライラしてきます。
"I don't like it. I don't want my son thinking less of me."
息子に think less of me (to not respect (someone) as much as one did before : to have a worse opinion of (someone)) されたくないと、文句を言うウォルターに、スカイラーがピシャリとこう言い返します。(think less of が意味は分かるんですが、よい日本語が浮かびません…😓。)
"At least you won at gambling. I'm the bitch mom who wouldn't cut you slack."
「少なくともあなたはギャンブルで勝った(って事になってる)じゃない。私は(ギャンブル依存症って事になってる)あなたを勘弁してやらない嫌な母親なのよ!」
まだまだ続くよ、使えそうなイディオム😆!