ペリカン英語日記

英語ペラペラじゃない私と日本語ペラペラな英語人との国際結婚。英語力アップの為に日々ゆる〜く勉強中。そんな毎日の中、耳にする英単語やイディオムを書き留めておきます。

人の温かい優しさに触れ、感動した今回の帰国。

2週間の強制&自主隔離中は何しちゃおうかなぁ〜などと呑気な事を考えていましたが、父の死を受け、忙しい姉兄に変わり、ホテル滞在中は色々な事務的な事を調べるのに時間が過ぎました。

まぁ…今回は体の良い言い訳をしていますが、毎度の如く、旅のお供に持参した本は一度も読む事がありませんでした😅。 

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(👆私の日本帰国に同行した本2冊。は、は、恥ずかしい… "To Kill A Mockingbird"…2021年、全然読んでないです😥。声出し読みどころじゃないよ😣。

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でも言ったのですが、今回の帰国理由は

 

実家の片付け

 

帰省する度に要らない物を捨てようとすると、父から「いじるな!触るな!まだ使うかもしれないから何もするな!」と叱られ、手付かずでいましたが、誰にも口出しされずに片付けられる日が遂にやってきました。

田舎のごみ出しは大変なのは知っていたので、帰国前から一般ごみや粗大ごみの出し方、ごみ回収業者やリサイクル業者などをネットで調べたりして心の準備はしていたつもりなのですが…。

私が実家の片付け目的で帰省したのを知っている姉の同僚さんから「はい、これ必要。」と手渡されたのが、

『○○市 ごみの分け方・出し方ガイドブック』

い、いやぁぁぁ…す、すごい…😨。

燃えるごみ、粉砕ごみ、埋立ごみ、空き瓶、ペットボトル、古紙、市で収集・処理しないごみ…とまぁ…めちゃくちゃ細かい。

燃えるごみ、粉砕&埋立ごみについては、アイウエオ順に品目別にた〜くさん記載があります。

両親の住む街は、指定のごみ袋があり、ごみ袋に世帯主の名前を書いて出す仕組みになっていて、ルールに反したごみは回収されません。

名前が書いてあるので、ご近所さんにもバレるし、自治会長さんからも注意されます。

こりゃ、ごみの仕分けは大変だぞ…と、恐れおののいていると、更に姉から「あ、ちなみに、お父さん達、自治会から脱会してるから、今までみたいにごみの日にごみ出せないから。」と。

な、な、何だと〜っ‼︎😱😱

じゃあ、ごみをどうやって捨てるのさ⁈

始めてもないのに既に途方に暮れる始末😓。

 

帰国前、親友のMちゃんにも実家の片付けが目的で帰省する事をメールすると、「我が家ね、最近断捨離したの。大量のごみをごみ処理場に何往復もして運んだよ。」と、直接ごみ処理場へ搬入出来る事など、色々アドバイスなど返信してくれました。

ごみの日にごみを出せないなら、持ち込むしかなさそうです。

レンタカーは軽自動車(ハコバンとかトラックのレンタカーって、田舎でもなかなか無いし、あっても高い😣)だけど、ガンバって持ち込むしかないね。

前途多難…😥。

 

こりゃ大変だ〜とガイドブックに目を通していると、玄関にわさわさと人の気配が。

自治会の方が4名様、御香典を持って来て下さいました。

父が色々問題を起こし、迷惑を掛けていたので恐縮していましたが、皆さん優しいお言葉を掛けて下さいました。

その時何気に、自治会を出ているのでごみがいつもの様に出せなくて大変です〜な話をしたのですが、なんと翌日、その中の一人で我が家のお隣に住むKさんが「僕の名前を使ってごみ出していいよ。」と言いに来て下さいました!

そして更に「僕トラックあるし、ごみ出し手伝うよ。お父さんにも色々とお世話になったし。」と、何とも有難いお言葉!

すると、もう一軒うちのお隣に住むNおばちゃんもやって来て「うちの名前も使って」と。

もう〜、有り難や、有り難や🙏🙏。

これである程度ごみを簡単に処分出来るよ。

 

子供も二人いて仕事もして忙しくいる親友のMちゃんは、仕事が休みの日や、わざわざ休みを取って何度となく片付けの応援にやって来てくれました。

そして来る時には必ず私達二人のお昼ご飯も持参で!

ある日には、「明日行くね!ランチも持ってく!必要ない?ダメダメ。もう注文したから!」と、ガスコンロ持参でモツ鍋を持って来てくれました。


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(実は私は人生初のモツ鍋😆。美味しかった〜!Mちゃんありがとう🙏❤️。ランチの後はもちろん片付けガンバりました。)

Mちゃんの旦那様T君も、たまにMちゃんに合わせて休みを取り、トラックで加勢に来てくれました。 

Mちゃん&T君夫妻は、断捨離でごみ出しの経験があるだけに、とにかく手際がイイッ!

トラックに山の様にごみを載せ、ごみ処理場まで運んで行ってくれました。

 

お隣のNおばちゃんもことある事に「これ食べなさい。」と、Nおばちゃんちのご飯のお裾分けを持って来てくれました。


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オートミールダイエットするはずが、美味しい物をいっぱい頂いちゃって、旅するオートミールが全然減らない😅という。

(隔離中のダイエットの話はこちら💁🏻‍♀️ 9月某日、英国から日本へ一時帰国 自主隔離編 私の場合その2〜食べ物 - ペリカン英語日記 )

 

地元の情報通のお隣のKさんも「こいつらは、僕が明日時間ある時に持って行ってあげるから外に出しておいて。」と、鉄屑やら古紙を運んで行っては「はい。○○円になったよ〜。」と帰って来られました😳。

(ここで、ごみ…いや資源がお金になると知り俄然やる気が出る私😂)

また、2階にある大きめな家具をパパ〜ッと工具で解体し、トトトト〜ッと下へ運び出してくれたりと、さすが男手は助かるわ〜!

 

片付け最終日。

お昼はMちゃんちで子供達も交え、たこ焼きパーテー。

すると、子供達も片付けを手伝いたいと申し出てくれ、腹ごしらえの後は可愛い助っ人も二人加わり片付け開始。

(子供達は、うちの古いアレコレ見付けては楽しんでました😄。)

暫くするとT君もやって来て、フル稼働となりました。

 

Mちゃん家族が帰る時間となり、お別れの時。

Mちゃんとは30年来の仲なのですが、彼女の友情と温かい優しさに心からの感謝と感動が込み上げ、涙無しでは御礼を伝える事が出来ませんでした。

人の偽りの無い優しさに触れ、感動の涙を流せる喜びも感じました。

またMちゃんのスゴイ所は、頭で考えてる訳ではなく、彼女の行動は瞬発的で、純粋なところ。

『友達の助けになりたい‼︎』と言う純粋な気持ちが、彼女の言葉や行動から物凄く自然に伝わってくるので、それが余計に心に染みてくるんです。

もちろん、Mちゃんだけでなく、T君も子供達も然り。 

Mちゃんが指揮を取っているとは言え、皆んな全くやらされてる感はなく、本当に自然に私を助けてくれているのが分かりました。

実は、私はどうこのありがとうの気持ち、御礼を伝えて良いのか分からず、お手紙と共に私達家族全員からと御礼金を渡したのですが、Mちゃんから「こんな事しちゃダメ!こんな物手にしちゃったら逆に手伝えなくなっちゃう!私達の間でこんな事しちゃダメ!」と返されていました。

 

Mちゃんだけでなく、お隣のKさんにも大変にお世話になりました。

Kさんもいつもサラッとお手伝いに来ては、慣れた手付きでサクサクとごみや資源ごみをトラックに積み、運んで行ってくれました。

Nおばちゃんも久しぶりに運転をする私の帰りを心配してくれたり、美味しいご飯を持って来てくれました。

 

コロナ禍に海外から帰省し、バイ菌扱いされ白い目で見られるんじゃないかと心配していましたが、まさか、こんなにも人の温かい親切な行動に触れ、助けられ、感動するとは思ってもみませんでした。

多分皆さんは大した事をしているつもりはないのでしょうが、私は本当に心から感激しました。

今回の経験を通し、

私もこんな風に人助けが出来る人間になりたい!

と思いました。

この気持ちは忘れたくないなぁと思っています。

 

Mちゃん、T君、ガールズ、Kさん、Nおばちゃん、本当に本当に本当にありがとう😭‼︎

感謝、感謝、感謝😌🙏😌

 

そして、実家の片付けはまだまだ続く…😓